突如漏水が発覚し、直るまで自らゆるい断水生活をすることにしましたが、業者さんが次の日には来てくれることになりました。
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漏水が発覚 直るまでセルフでゆる断水生活を体験 前編 | そら色の小ビン (sorairo-kobin.com)
業者さんが来てから直るまで
翌日の朝、9時頃に業者さんが来てくださり、まずは家の外で漏水箇所がないか確認することになりました。
ちょうど子供を園に送る所だったのですが、外回りだけの作業で立ち合いは不要ということなので、業者さんにお願いをして子供を送りに行きました。
そうして子供を送って帰ってきたら「漏水箇所が見つかりました」と。早っ!
場所はやはり給湯器でした。
給湯器の下の凍結防止のパイプガードが劣化して水が入り込んだことにより凍結して、漏水に繋がったのだろうと教えて貰いました。
今年の冬は氷点下の日も結構ありましたしね。
クッション材は今までと同じクリーム色はなくて白い色になるけれど良いか聞かれましたが、「全然問題ないですし、直してもらえるとありがたいです(>_<)」と伝えました。
すると業者さんはこれならすぐに直せるので、材料を取りに行って来ますと言って一度戻っていきました。
(すぐ直るのね。よかった!)と安心しつつ、(もう直ってしまうのか…。もっと断水生活を楽しみたかったな)と、ちょっと残念にも感じる複雑な気持ちになりました。不謹慎ですみません。
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業者さんが材料を持って戻ってきてすぐに、手配をしてくれた不動産屋さんも来てくださいました。
不「お世話になっております。どうですか?」
く「お世話になっております。業者さんの手配ありがとうございました。それにわざわざ来てくださり、すみません。今、作業を始められたみたいです」
不「大変でしたでしょう。手配が遅くなり申し訳ありません。他の家でも同様の故障が相次いでおりまして」
く「いえいえ本当に助かりました。今年の冬は雪もすごかったですし、寒さも例年以上でしたからね。
ウチは自分で元栓を止めてセルフ断水生活をしてみましたが、アウトドアで慣れてたせいか意外と大丈夫でした。あと2日くらいはいけそうでした( ´艸`)」
不「え~、すごいですね(^^;)」
く「温泉に行くのが面倒だったので、お風呂のお湯を溜める時だけは水を出しましたけどね」
不「ご飯とかはどうされました?」
く「ご飯は炊いてあったので昨夜はレトルトカレーと缶詰、事前に作っていたおでんとかを適当に食べて、朝は買ってあったパンと粉末スープにしました。
食器は全て紙皿と紙コップとかを使ったので、洗い物はほぼ出てないんですよ(*’ω’*)」
不「トイレは?」
く「風呂水を使って手動で水洗して使ってました。これだと電気も使わないんで、ある意味一石二鳥でした( ̄∇ ̄)♪」
不「たくましいですね(笑)」
他にも不動産屋投資の事や、今年の大雪による雪害について色々お話を聞いていたら、「修理が終わりました」と業者さんから声がかかりました。
今後の為に修繕の様子を見させてもらおうと思っていたのですが、あっという間に終わったようです(^^;)
うん。水は漏れてない。メーターも動いてない。漏水直りました!
ありがとうございます!
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業者さんが買ってきた材料はこちら
パイプガードとビニールテープです。
もとのパイプガードは、劣化&水を吸ってこんなになっていました。↓
残念ながら給湯器の保証期間は過ぎていたので、実費で支払いとなることに…。
後日、請求書は送られてくるとのことですが、2万5千円くらいになるそうです(;´Д`)
初めての事なので高いのか安いのかわかりませんが、今後は凍結が起こらない様に注意をしようと思います。
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今回の事でわかったこと
・突発的な故障などの場合、急いで業者さんを手配するのは大変で時間がかかること
・修繕箇所さえ事前にわかれば(すぐにわかれば)、作業自体はすぐに終わること
・本格的な修繕はできないけれど、また同じことが起こった時に、パイプガードを巻いてテープで止めるくらいなら自分でやれること
・給湯器の故障は雪害にならないこと(入っている保険にもよるかもしれませんが…)
・手を洗う時にウォータージャグがあったらめちゃくちゃ便利だったということ
・水で手洗いもいいけれど、ちょっと手を拭きたい時などはウェットティッシュがあるとよいこと
・普段の当たり前の生活に感謝をしつつ、備えあれば憂いなしということ
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自分がオーナーで入居者さんの家が断水になった場合の事を考える
私の尊敬しているオーナーさんの場合、自分が貸しているお家で断水や漏水が起こった場合、まずはすぐに駆けつけてお詫びをして、業者さんに連絡をして直してもらうと伝え、水のペットボトルをケースで配っているそうです。
自分が所有している物件で不備があった場合はオーナーが直すのが当たり前ですが、ただ直すだけでなく、困っている入居者さんの気持ちに寄り添い、お水をお渡しするという気配りができるのは素敵な事だと思います。
今回は自宅で起こったことなので自分で対処するだけで済んだのですが、もしいつか自分の所有する物件でこのような事が起こったら、自分も修理の手配をしつつすぐに駆け付けてお詫びして、お水とウェットティッシュをお渡ししたいと思います。
可能であれば、コインランドリーや近所の温泉のチケットなどもあると良いかもしれませんね。
自分が経験したからこそ、気付けることがあってよかったです。
空振りは許されるが、見逃しは許されない
防災対応3原則の一つに「空振りは許されるが、見逃しは許されない」という言葉があります。
災害はいつ起こるわかりません。
あの時こうすればよかった。あらかじめ準備しておけばよかった。と後悔しないための心構えと行動の指針で、事前に準備をするなど先手を打っておけばいざという時に、最小限の被害で済んだり命を守ることに繋がるというものです。
時間や余裕があったにもかかわらず事前準備や危機管理をおろそかにした為、取り返しがつかなくなってしまうことが一番良くありません。
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今回は災害ではなくただの漏水で、勉強の為に自分で非常時を体験してみるという自分の意志で断水を行いました。
普段からペットボトルの水をストックしていたことや、断水のタイミングを自分でコントロール可能で、ある程度の事前準備ができたこと、キャンプなどで不便な状況に慣れているということもあり、セルフ断水を決行しました。
蛇口から水が出ない、トイレをレバー一つで流せない、お風呂のお湯を子供と遊んで無駄に使えない、洗濯機は使えないのでコインランドリーを使うか、お風呂の残り湯で手洗いしないといけない、食器や調理器具など洗い物を出さない様に気を遣うなど、普段は何も考えずに当たり前にできたことができないという不便はありましたが、大きな支障はなく過ごすことができました。
しかも発覚からたった一日で漏水は修理完了。
災害時は本当の断水になり、直るのにもっと期間がかかってしまうこともあると思います。
今回、ゆるいけれど断水生活を経験してみたおかげで、断水時のシミュレーションをすることができました。
普段からできない事は本番では絶対にできないので、たまにこのような経験をしてみると災害時にはどのようにしたらよいのかや、どんな準備をしておくと良いかを考えるきっかけになると思いました。
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3月11日は東日本大震災が起こった日。
防災について今一度家族で話し合い、いざという時の為に何ができるのかを考えたいと思います。
とりあえず、すぐにウォータージャグを買います。
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