LINEスタンプの売上分配金 送金申請方法を紹介 実際行った申請の画像を掲載

LINEスタンプ

誰でも気軽に作成して販売できるLINEスタンプですが、販売して売れた場合はクリエイターに分配金が支払われます。

今回はLINEスタンプの売上をどのようにして受け取れば良いのかお伝えしたいと思います。

スタンプの分配金と手数料について

LINEスタンプの価格

通常のLINEスタンプの販売金額は5つの価格設定からクリエイターが選択します。
 ・¥120(アニメーションスタンプの場合は、¥120の価格設定は選択できません。)
 ・¥250
 ・¥370
 ・¥490
 ・¥610

一番安くて120円での販売となっており、これ以上安い設定はできません。

LINEスタンプは高い値段にしてもなかなか売るのが難しいので、ほとんどの人が120円で販売をしているようです。

分配金の計算方法

120円に設定したスタンプが一つ売れた場合、120円そのまま受け取れるという訳ではありません。

分配額は以下いづれかの計算式で決まります。

(a) 審査申請日が2015年1月31日までの場合:
(クリエイターのマイページにおいて確定額として通知された本コンテンツの売上総額)×50%
(b) 審査申請日が2015年2月1日以降の場合:
(クリエイターのマイページにおいて確定額として通知された本コンテンツの売上総額 – Apple App Store、Google Play等のプラットフォームに本コンテンツの配布に関して支払う手数料として売上総額の30%)×50%

例として、2015年2月1日以降に発売した120円のスタンプが売れた場合、これを35%で割った金額は、約42円と言う計算になります。

しかし、LINEユーザーがどこでスタンプを購入したかによって、受け取れる分配額の金額が少し変動します。

LINE STOREで購入されると 120円=42円

アプリ内スタンプショップで購入されると 50コイン(88円)=31円

アプリ内スタンプショップで購入されると、クリエイター側が11円損をします。

しかし、殆どの場合はアプリ内スタンプショップで購入されるようなので、1スタンプ=31円の分配と考えているといいかもしれません。

ちなみに、作成者であっても自分の作成したスタンプを使用する為には購入しないと使用できません。

しかし、LINE Creators Studioというアプリを使って作成したスタンプであれば作成者は無料で使用することができます。そのかわり他の人が購入しても報酬の分配金はもらえません。

送金可能金額と手数料

作成したLINEスタンプが売れた場合、すぐに現金化して使いたいと思う人もいると思いますが、少し注意が必要です。

LINEスタンプは分配金の合計が1000円以上になると送金手続きが可能になります。また、指定の銀行口座に振り込む場合は540円の手数料を負担しなくてはなりません。

なので、一つや二つ売れただけでは現金化して使用することができないのです。一つ売れても31円の利益なのに手数料で540円も取られてしまうのはもったいないですね。

しかし、LINEpayへ送金をするのであれば手数料はかからないのでお勧めです。

たくさん売り上げのある人は口座振り込みでも構わないとは思いますが、そこまで売り上げが多くないクリエイターはLINEpayの方が良いと思います。

分配金は毎月登録しているメールアドレス宛に連絡が入ります。分配金が1000円を超えた時と越えていない時では届くメールの内容が少し違います。

分配金1000円未満

分配金が1000円以上の時

分配金が1000円を超えた場合は赤線のようにメールで送金申請可能だと教えてくれます。

私は平均して月に600円~700円の分配金を得ているので、二カ月に一回送金申請を行っています。

送金申請手順

LINEスタンプの分配金は自動で振り込まれることはないので、自分で送金申請を行う必要があります。

今回はLINEpayで受け取る場合の手順を下記にまとめましたのでご覧ください。

LINE Creators Marketのマイページから申請手続きを行う

最初にLINEスタンプクリエイターになる際に登録をしているLINE Creators Marketへ行き、マイページにログインをします。

ログインをしたらマイページの『売上/送金』から送金申請のページにいきます。

送金申請ページでは過去の月ごとに得た分配額や送金申請をした履歴、現在得ている分配額などを確認することができます。

分配金が1000円を超えていれば『送金申請』をクリック

分配金が1000円を超えると下記の様に送金申請ボタンが押せるようになります。

送金申請ボタンを押すと

送金申請ボタンが暗転して押せなくなると同時に、『送金可能額』、『分配額』、『源泉所得税』が全て0円になりました。

それと同時に、履歴の一番上に今回の『申請日』や『金額』などが反映されました。まだ支払われていないので『支払明細書』の欄だけ空欄になっています。

『送金申請』ボタンを押すと、送金可能額全額が送金申請されるので、送金可能額の一部のみ申請したいといったことはできません。

送金申請のリクエストを受領したというメールがくる

送金申込を行うと、登録してあるメールアドレスに送金申請のリクエストを受領したという連絡が入ります。

同じ内容のメッセージはLINのトークにも届きます。

メールを確認したら送金されるのを待ちます。

送金申請をした日から45日以内に指定した送金方法に従って送金がされます。

私の場合はLINEpayを指定して送金依頼を出しています。

送金されたら『送金手続き実行』のメールが届く

そして、一か月ちょっと経ってからLINE Creators Marketから下記のメールが入りました。

申請を出していた金額の送金完了したという連絡が来ました。

これもまたLINEのトークにもメッセージが届きます。

一応、マイページの『売上/送金』のページで確認をしてみましょう。

送金申請を出した時には空欄だった『支払明細書』の欄に『PDF』の文字が出てクリックできるようになりました。

クリックするとPDFが開かれます。

PDFを開くとこのように支払い明細書の内容を確認することができます。

これで無事にLINEスタンプを売って得られた分配金をLINEpayにして手に入れることができました。

LINEpayになったらあとは自由に使用することができます。

今回の申請を行ったのは2020年8月20日で、送金完了の連絡が来たのが9月16日でした。これよりも遅い時もあるので気長に待ちましょう。

まとめ

・LINEスタンプは5つの価格からクリエイターが価格設定できるが、ほとんどの場合一つ120円で売られている。

・クリエイターは売れた金額そのままをもらえるわけではなく、販売価格の35%がクリエイターに分配される。

・120円で売った場合は一つ約31円の収益

・分配金は1000円を超えないと受け取れない

・分配金の受け取りを銀行口座振り込みにすると540円の手数料がかかるが、LINEpayにすれば手数料は無料

・分配金を受け取る為には『送金申請』を行う必要がある

・『送金申請』を行ってから45日以内に分配金が指定の受け取り方法の場所に入金される

LINEスタンプは一度作れば、基本的にメンテナンスもいりませんし、在庫管理もいらない、売れた分だけ分配金が入るというなんともラクチンなお小遣い稼ぎです。そして作って販売してしまえば不労所得になります。

分配金を受け取るまで上記のようなしばりや手続きが必要ですが慣れればとても簡単です。私は最近は二カ月に一回のペースで分配金の送金申請を行っておりますが、現在まで全て無事に送金されています。

私も初めてスタンプを作成して売れた時は本当に嬉しかったですし、分配金を申請して受領した時は、何ともいえない感動がありました。

LINEスタンプをこれから作って売ろうと思っている人は、まずは分配金を受け取れる1000円を目指して頑張ってみてください。作るまでは大変ですが、売れた時の嬉しさはひとしおですし、順調に売れていけば不労所得でのお小遣い稼ぎも夢ではありません。

私はこれからも自分のペースで色々なスタンプを作っていこうと思っています。よろしくお願いします。

くーかのLINE スタンプ・絵文字一覧 | LINE STORE
LINEの公式オンラインストアで『くーか』のスタンプ・絵文字をチェックしよう!
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