2021年1月に行われた新潟大家の会で講師をされた、らんべるアセット株式会社 代表取締役の八木達史さんと、この度お会いしてお話を聞かせていただく機会がありました。
セミナーの八木さんのパートでは主に融資戦略についてお話をされていて、先日、YouTubeでも動画が公開され、セミナーに参加できなかった人でも気軽に視聴できるようになっています。
改めてYouTubeの動画を観て私も家族で話し合った結果、今までは物件取得にはローンは組まず現金で安い物件を購入をするという考えでしたが、多少の融資を受けることも視野に入れて、何かしらの物件を購入する為の一歩を踏み出すという考えに変わってきました。
実はセミナー当日は八木さんにお声かけすることは叶わず、それが心残りでした。
そして今回、セミナーでの八木さんのお話のおかげで、今までよりも選択の幅が広げることができたので、勇気を振り絞って八木さんが代表取締役を務める『らんべるアセット㈱」に電話をかけたのがきっかけでした。
電話をかけたら八木さんご本人が電話に出てくださり、セミナーでお声かけできなかったことのお詫びと、非常に勉強になるお話を聞かせていただけたことへの感謝を伝えました。
そしたら八木さんが「良かったらお会いしませんか?」と、誘ってくださったのです!
えー!どうしよう…!Σ(゚д゚;)と、アワアワしましたが、なんとか「是非お願いします」と伝えて、今回お会いすることができました。
お会いした日、八木さんはお忙しいにも関わらず、結構たっぷりと時間を取ってくださったので、色々なお話を聞くことができました。
私の書いたセミナーのレビューなども読んでくださっていて、自分の話も掲載していいと快くOKしてくださったので、簡単にまとめてご紹介します。
セミナーでは真面目な印象だったのですが、とてもお茶目で話しやすい方だと感じましたし、写真をお願いしたらノリノリでポーズも取ってくださるサービス精神も素敵でした!
そして、穏やかでニコニコとしていながら、冷静にしっかりと相手の話や質問の意図を考えながら回答をしてくださいました。本当にありがたくて、かっこよかったです!
ご自身の会社の企業理念をとても大切にしていて、常にそのことを考えてお客様と向き合い、より良い関係構築とお互いの成長を考えているそうです。
八木さんの会社 らんべるアセット株式会社の経営理念や事業内容など詳しい事が知りたい方はこちらをご確認ください!
八木さんは質問に答えることが結構好きなタイプだと言ってくださってので、調子に乗って色々な質問をさせていただきました。
今回開催された新潟大家の会セミナーでは特に緊張はなかったものの、話の途中で着地点を見失った時があり、動画をご自身でも確認して「ここの時の自分、焦ってるなぁ」と、感じたそうです。セミナーを生で聞いていた私には全然わかりませんでした。
セミナー後は管理の依頼があったり、セミナーに参加できなかった名古屋にお住いのお客様から「有料でもいいから、八木さんのセミナーの話が聞きたい」と言ってもらったりなど反響があったそうです。
そんな八木さんの融資戦略のセミナー動画が、なんとYouTubeで無料配信されています。
融資について詳しく知りたい方はもちろんのこと、乳首ドリルや焦った八木さんを見たい方もらんべるアセット株式会社 – YouTubeをご覧ください。大変勉強になるはずです。
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他にもまだまだ質問しました。
社名のらんべるアセットの意味をお伺いした際、いくつかの意味の言葉を組み合わせて作った名前だと教えてもらいました。
数や力の強い強者に弱者は普通に戦っても勝てないけれど、弱者は弱者なりの戦い方があり、自分の強みを見つけてそこに一点集中をして活路を見出していくことや、リスクやリターンが対照的なものを組み合わせて効果的に活用していくことが大切で、経営だけでなく人としてもローリスクなものばかり選択していたら成長しないとおっしゃっていました。
会社員がだめだということではなく、会社員というポジションだけにフルベットする生き方はローリスク・ローリターンで、故にそのこと自体がハイリスクなんだと教えてくださいました。
そして素晴らしい名言をいただきました。
『 ローリスクだけの生き方は、下りのエスカレーターに乗っているようなもの 』八木 達史
これはテストに出るので覚えておいたほうがいいです。
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そして、ちょっと変わったお話も聞くことができました。
自分の所有する物件で入居者さんがお亡くなりになるというケースは、そんなに頻繁に起こることではありませんが、絶対に起こらないとも言えません。
八木さんもそれを経験した過去がありました。
八木さんの場合は、亡くなられていた方は70代男性の入居者さんで、連絡が取れないことを心配して行ってみたら玄関の鍵が開いていたそうです。
室内に入ってみると、こたつに入って横になった格好のまま亡くなっていて、八木さんがその第一発見者になってしまったというのです。
すぐに警察と救急車を呼び、その方の連帯保証人(入居者さんのお兄さん 80代位)にも連絡をしたのですが、連帯保証人からは後のことはそちらでやってほしいと八木さんは言われてしまいました。
通常このような事が起こった場合、遺体の腐敗などによりダメージを受けた部屋の清掃、消毒、残置物処理などを行う特殊清掃の業者さんに連絡をして、部屋の原状回復を行うのが一般的だそうです。
しかし八木さんは「今後も起こり得ることだから、自分でも知っておきたい」と考え、可能な限り自分で行うことにしたというので驚きました。
亡くなっているのを発見したのは11月で、腐敗はそこまで進んでいなかったのが幸いだったとおっしゃっていました。
感染症予防の消毒に関してはプロに頼むべきだと判断し、そのような場合の消毒もやってくれる白アリ駆除業者さんにお願いしたそうですが、その他はご自身で行ったというので、ものすごい根性とメンタルだと思いました。通常なかなかできる事ではありません。
この件で、ものすごい経験値が入ったと思います。大家レベルが爆上がりしたことでしょう。
八木さんは「自分でやってみたから大変さや苦労など、わかることが多かったです。でも、また起こったら次は人に任せるかもしれません(笑)」とおっしゃっていました。
でも、私が「とか言って、また、ご自分でやるんじゃないですか~( ´艸`)?」と聞いたら「う~ん。やっちゃうかも(笑)」と笑っていました。
きっと心身共に、ものすごく大変だったに違いないのに、またやるかもなんて…。
失礼を承知で八木さんに「変態ですか?」と聞いてみたら「変態です(*^▽^*)!」と嬉しそうに即答。
八木さんにとって『変態』は誉め言葉だそうです( ´艸`)ww
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楽しい時間はあっという間に過ぎ、今回のお礼を伝えて金運UPアイテムのお土産を手渡し、その日はお別れしました。
実は今回のブログに掲載しているイラストと八木さんへの質問の回答は、ありがたい事に全てご本人が監修してくださいました。八木さんの利益には一切ならないのに…。
目先の損得や自分だけの利益よりも、その先にあるお互いの成長や相手との信頼関係を何よりも大切にしている八木さん。
お会いできて本当に楽しかったです。ありがとうございました。
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