2024年の元日 イオンにいたら地震発生! 発生時から避難まで

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2024年1月1日に石川県能登地方を震源とする地震が発生しました。

最大震度は7。マグニチュードは7.6という非常に大きい地震で、それに伴い日本海側では各地で大小さまざまな津波も観測されました。
震源地付近の家は倒壊や液状化など家屋やその周辺への甚大な被害を受けています。

被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げますと共もに、一日でも早い復興をお祈り申し上げます。

私が住む新潟県も揺れを観測し、家屋や地盤などに被害がでている地域があります。
心配してくださった皆さんありがとうございました!なんとか生きております!

現在は知り合いの大家さん達と連絡を取り合い、被害や対処方法、保険について情報交換を行ったりしています。
どなたも自分や家族、入居者さん達が一日も早い日常を取り戻せるよう頑張っています。

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さて、元日に発生した一番大きな地震の時、子どもがゲームセンターに行きたいというので、買い出しがてらちょっと足を延ばして長岡市の隣にある小千谷市のイオンに行っていました。

買い物を終えて荷物を車に置いてから、施設の一角にあるゲームセンターでコインゲームをしていたところ

16:10の本震の直前に私のスマホに地震情報が入ってきたのおで震源地は石川県というのを確認していたら、自分たちのいるところも揺れだしました。

その時の映像がこちらです。

恐怖を感じる人もいるかもしれませんので見たくない方はスルーをお願いします。

地震発生中の映像が揺れているのは手振れではなく地震の揺れによるものです。

ゴゴゴゴ…という地鳴りのような低い音と建物がギシギシきしむ音。

棚から商品がドサドサと落ち、ゲームセンター内は停電し、機械のエラー音が鳴り響きました。

天井からつり下がっている照明はブランコのように揺れ、落ちてくるのではないかとヒヤヒヤしたのを覚えています。

親御さんが小さいお子さんに覆いかぶって守ったり、何とか子供を連れて走って逃げる人、立っているのもやっとで近くの台につかまっている人もいました。

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私は揺れ始めてすぐにスマホで動画を撮り始めていましたが、気が動転していたのと自分の子どもが気になってしまい間違えて途中で撮影を止めてしまっていました。

しかしある程度は揺れの状態と店内にいたお客様たちの様子がわかると思います。

数十秒したら揺れが収まりましたが、しばらくはまだ揺れているような感覚がありました。

ゲームセンターの床には誰のかわからないコインが散乱し、小さなお子さんは何があったのかわからず泣き出し、お客さんも店員さんも混乱していました。

しかし、このような地震の時はまた同様の揺れが起こることがある為、店員さん達はすぐに避難を促し、ゲームセンターは二階にあったためエレベータなどは使用せず非常階段を使っての避難を誘導されました。

ちなみに、ゲームセンターではコインゲームをしており、100枚くらいのコインを引き出して使っていたのですが地震による一部の停電の影響でコインを預ける機械は動かず、各々カップに入れてカウンターに手渡しで預けました。

悠長に名前を書く時間もなかった為、誰が誰の物かわからない状態になっていましたが、避難が優先と店員さんは仰り、お客さん達もそれに従いトラブルなくその場を離れました。

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私たちがいたゲームセンターは二階にあった為、階段で下に降りることに。 

普段は普通の階段なのですが、地震による火災を想定してなのか防火壁が閉められており、防火壁の扉をくぐって階段を下りました。

防火壁の扉は少しだけ地面から上に出っ張っている為、店員さんに足元を気を付けるようお声掛けしてもらっていたにも関わらずけつまずきました(笑)

一階に降りると食品売り場のレジは普通に稼働していました。

買い物が途中でもかごを通路の端に寄せて外に避難している人もいれば、とりあえず今かごに入れて物だけ早急にレジを通す人、気にせず買い物を続ける人など様々でした。

私たちは買い物は先に済ませていたので車に戻ってすぐにテレビを付け、どこで何が起こっているのかを知りました。

しばらくカーナビでテレビを見ていると、イオンの敷地にあるガソリンスタンドにぞくぞくと車が入っていくのが見えました。

元日は他のガソリンスタンドは休みだからなのか?と思っていましたが、今後、もし被災や避難が余儀なくされた時、車にガソリンが少ないと大変だと途中で気づき、慌てて我が家も車に満タンでガソリンを入れて帰宅をしました。

その後、何度も余震があり眠れない夜を過ごしました。

万が一に備えて次の日の朝一番に灯油を買いに行きました。同じ考えの人が多かったのか、1月2日の朝8:30にガソリンと灯油を求める人がガソリンスタンドの開店時間に合わせて少し並んでいたようです。

その日の午後、飲み物が欲しくてコンビニに立ち寄ったら、日配の商品が軒並み欠品していました。

スーパーなどには売っているので、店によって差があるのでしょうが、車がない人や年配の人はコンビニを頼りにしている人も多いでしょうから、早く日常が戻ってくることを願うばかりです。

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地震から三日が経った1月4日、子どもがコインがどうなったのか気にしていた為もう一度イオンに行ってみることにしました。

色々と落ちていた商品は何事もなかったかのようにきれいに陳列されており、避難に使った階段の防火壁もしまわれて、何事もなかったような日常のショッピングモールがそこにはありました。

(動画で映っているところの写真を撮ってきたので、照らし合わせると違いが分かりやすいと思います)

ゲームセンターに行って地震で逃げる際にコインをカップに入れて預けたことを伝えたら

「あなた方が受け取りに来た最後のお客様です。」

といわれて、預けた時と同じくらいの量のコインが入ったカップを渡されました。

うちが預けたコインは写真を見てもらえばわかるように、少ないのでダメでもしょうがないと諦めが付く感じでしたが、人によっては数百枚や千枚を超えるコインを預けた人もいたでしょうから、揺れが落ち着いて通常営業になったらすぐに来店して預けたコインを返してもらう人が多かったのでしょう。

地震は誰のせいでもないし非常時だったからコインは戻ってこないかもしれないことを事前に子どもには伝えておりましたが、無事に戻ってきて喜んでいました。良かった。

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最初にリンクを貼りましたが、最後まで読んでくださった人の為にもう一度動画のリンクを貼ります↓

2024.1.9現在で上記の動画は5400再生以上されています。

決してフォロワーさんが多いチャンネルではないのですが多くの人が関心を持ち検索をして地震の情報を得ようとしているのでしょう。

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地震発生から1週間以上たった今も懸命な救助活動が行われており、多くの人が復興支援や協力に動いています。感謝しかありません。

自粛ムードのお正月となりましたが、寄付や募金など自分にできることから協力をしていきたいですし、買い物など消費をして経済を回すことが復興の手助けにもなると私は思っています。

できる人ができることをして一日でも早く被災地が復興をしてほしいと願っています。

 

色々な人がいて色々な考えがあるとは思いますが、被災された地域の方々の気持ちに寄り添うことを忘れないようにしていきたい。

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