重度の花粉症と思っていたら嗅覚と味覚がなくなる副鼻腔炎を発症

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花粉症は、植物の花粉が原因となりくしゃみ、鼻水などのアレルギー症状を引き起こす病気で、現在日本では4人に1人は花粉症などのアレルギーを持っていると言われています。

そんな私も花粉症患者の一人です。

子供の頃はド田舎でスギやヒノキなど花粉をわんさか出す木々の中で生活をしていたのに平気でしたが、数年前に木がそんなにない場所に引っ越して来てから花粉症を発症しました。

今まではくしゃみと鼻水が止まらず、目もかゆい、たまに咳が出るという普通の花粉症症状だったのですが、今年は様子が違いました。

白みがかった鼻水が出て目ヤ二も出るようになり、しまいには嗅覚も味覚も失われ、咳の症状も出始めたのです。

明らかに今までの花粉症の症状を逸脱しています。風邪にしてもちょっと違う症状で、どうしたらよいのか迷いましたが、とりあえずアレルギー診療もやっている耳鼻咽喉科に行ったら副鼻腔炎という病気だとわかりました。

同じような症状で困っていたり、どうしたらよいか迷っている人の判断材料の一つになれるように、経緯や内容などをくわしくまとめてお伝えします。

花粉症とは

花粉症の正体は、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応で、体の免疫反応が花粉に過剰に反応して花粉症の症状がでるようです。

体が花粉異物と判断してを外に出そうとするために、「くしゃみ」で吹き飛ばしたり、「鼻水」「涙」で花粉を洗い流して体外に出そうとするので、それらの症状がでるといわれています。

花粉症の主な症状

・くしゃみ

・鼻水

・鼻づまり

・目のかゆみ

・充血・なみだ目

・皮膚のかゆみ

・のどのイガイガや軽い咳

などがあげられます。

花粉症の予防に効果的なこと

・花粉が飛び始める前に病院へ行き、お薬を出してもらう

・テレビやネットなどで花粉の飛散状況を確認しておき、事前に服装や薬などの準備をしておく

・外出時は眼鏡とマスクで花粉をできるだけガード。

・コートなどは花粉が付きずらい目の詰まったツルっとした素材を着用する → 室内に入る前に払ってから入る

・帰宅時には必ず手洗いうがいをして花粉を洗い流す

・空気清浄機で部屋の中に入った花粉をできるだけ取り除く

・こまめな掃除(床は濡れ雑巾で拭いて花粉を除去)

・バランスの良い食事をとり、免疫力を上げる(発酵食品や食物繊維をしっかりとると効果的)

 発酵食品(醤油、味噌、納豆、ヨーグルト、甘酒など)

 食物繊維(豆類、いも・野菜類、きのこ類など)

・十分な睡眠と軽い運動は花粉症予防に効果的

花粉症と風邪の違い

今回の自分の症状

花粉症とも風邪ともとれる症状が出ており、花粉症の薬を飲めば良いのか、風邪薬を飲めば良いのか、両方飲んでも良いのかなど混乱しました。

目やには異常なほど出て、起きている時は目がかすみ、寝て朝起きると目やにが固まって目が明けられないほどだったのです。

そして驚いたのは嗅覚と味覚が無くなっていることでした。

風邪の時は匂いや味がわからなくなることがありますが、現在流行中の新型コロナウイルスでも嗅覚と味覚に異常が出ると聞いていたので、コロナに感染したのかもしれないと一瞬思いましたが、自分の体調や日ごろの行動(家からほとんど出ない)、家族の様子などをみてコロナではないだろうと思いました。

風邪だとすると内科、鼻水がでるし鼻づまりもあるから耳鼻咽喉科、目やにがでるし目が充血しているから眼科か…。いったいどこへ行ったらよいのだろう…。

耳鼻咽喉科へ

迷った挙句、耳鼻咽喉科へ行くことにしました。

理由は、耳鼻咽喉科を探している時にとある医院のホームページに鼻に関する病気で嗅覚と味覚が鈍くなることがあり、早めに治療をしないと治りづらくなると書いてあるのを見つけたからです。

香りと味がわからなくなると、何を食べても一緒なので生きてる楽しみの半分が無くなったような色のない世界の様に感じました。それほどまでに味覚や嗅覚は大切なものなのだと痛感しました。

なんとしても味覚を取り戻したいという気持ちから、次の日朝一番に耳鼻咽喉科に行って診察をしてもらうことにしました。

診察と診断

金属の金具で鼻の穴を拡張して中を見てもらい、その後ファイバースコープで鼻の奥までみて状態を確認、そして鼻の奥を撮った写真を画面に映して、素人の私にもわかるように状態を説明してくださいました。

花粉症により鼻粘膜が炎症を起こして、その炎症が副鼻腔にまで広がってしまったようです。

診断の結果、もともとあった花粉症に加えて、副鼻腔炎が発症。ということになりました。

副鼻腔炎により色のついた鼻水が出て、鼻と目は繋がっているので目からも目やにが出て炎症をおこしていたという事でした。

市販の花粉症の薬は飲んでいたのですが、飲む時期が遅すぎたのかもしれません。

花粉によるアレルギーを抑えるお薬と、副鼻腔炎を治す為のお薬を処方してもらえることになり、2週間後に経過を診てもらうためにまた行くことになりました。

ちなみに4歳のわが子も花粉症の症状が出ているので一緒に診察してもらい、アレルギーのお薬を諸王してもらいました。

処方された薬

今回、私は6種類のお薬を処方され、朝昼晩と就寝前になにかしらのお薬を飲む事になりました。

内容はこちら↓

薬剤師さんがお薬の説明をしてくれて、やったことのない点鼻薬の使い方も親切に教えてくれました。そして最初の1週間とその後の1週間で夕食後に飲むお薬は違うので注意してくださいとのことでした。

今までの人生でこんなに色んなお薬を処方されたのは初めてです。

子供にはこのお薬を処方してもらいました↓

白とオレンジ色の粉末お薬で、「甘くて美味しい」と言って、自分からお薬を飲みたがります(^.^)

経過報告

耳鼻咽喉科へ行ったのが3月13日の午前で、その日のお昼から容量・用法を守って薬を飲み始めました。

飲んで次の日から、徐々に効果が表れてきました。

数日間わからなかった嗅覚と味覚が戻ってきた時はかなり感動しました。

現在(3月22日)はだいぶ良くなってきていて、たまに喉がイガイガして軽い咳が出る程度まで回復しました。

子供は薬を飲み始めて3日後くらいにはすっかり大丈夫になっていました。

若さと体力、免疫力が違いますね。

花粉症は侮ると良くないことが今回の件で身に染みてわかったので、今後は早めに対処して花粉の季節を乗り切りたいと思います。

もし、同じような症状で悩んでいる人がいましたら、早めに医療機関に受診をして、適切な治療やお薬をもってください。早く受信すれば症状が治まるのも早くなります。

そして、一日でも早くこの花粉の時期が終わることを一緒に祈りましょう(´;ω;`)

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