日本の三大妖怪の一つ酒呑童子が新潟県燕市で生まれて育ったという言い伝えがある為、燕市では毎年9月に酒呑童子行列というイベントが行われているそうです。
今年は新型コロナウイルス感染予防対策の為に、イベント内容を三日間に分けて密にならない様に分散するという方法でイベントが開かれています。
私は9月20日に行われた二日目の鬼フェスというイベントに行ってきました。
場所は燕市の吉田ふれあい広場という場所で開催されました。
ここは、周囲を田んぼに囲まれた場所に作られており、ゲートボール、デイキャンプ、サッカー、遊具のある公園、イベント広場など、が敷地内にある複合施設(広場?)となっていました。
駐車場入り口の田んぼには、田んぼアートがあり、市民の皆さんが集ってイベントをするために作られた場所なのかもしれないと思いました。
会場では来場者が楽しく鬼に変身できるようにフェイスペイントができたり、食べ物屋さんの屋台が並んでいたりしていました。
屋台の飲食ブースで、目を引いたのは燕市吉田のソウルフードで、とりにくのレモンあえです。
これは食べた事がないと思い、買って食べてみました。
鶏のから揚げをレモンで和えた感じの料理でさっぱりとして夏にぴったりの食べ物だと感じました。
このように、その土地のソウルフードのように、普段は食べられない物が食べられるイベントはとても嬉しいです。
今回参加した鬼フェスにはメインの酒呑童子達鬼は出現せず、次の週に行われる予定のメインイベント「酒呑童子行列」で現れるということでした。
実は燕に伝わる酒呑童子とお供の鬼は悪い鬼ではなく人々の願いを叶えるヒーローとしてあがめられているようです。
その為、会場には赤鬼、青鬼、黄鬼のカラーごとにお願いごとを書いて貼れる場所があり、そこに来場者の方々も思い思いの願いを書いていました。
ちなみに私の娘は赤鬼の場所に「みんながニコニコになりますように」と、かわいくて心優しいお願い事を書いて貼りました(o^―^o)
ステージイベントは、京都の妖怪藝術団体 百妖箱から二匹の妖怪が来てくれたのと、燕市のゆるキャラ「きらりん」、柏崎の可愛い鬼のゆるキャラ「えちごん」、華やぎ ちんどん隊さんが登場し会場を賑わせていました。
京都の妖怪藝術団体 百妖箱さんから来てくれた妖怪で、赤い顔でしたがべローンと伸びていて目がギョロっとしている方が「妖怪 あかなめ」で、白い顔で角があり杖を持っている妖怪は「妖怪 鬼ばあ」だそうです。
妖怪の名前にふさわしい見事ないでたち。すごいクオリティです。
写真撮影の後は華やぎ ちんどん隊さんによる歌と酒呑童子物語の劇が始まりました。
酒呑童子物語は小さい子どもでもわかるようなストーリー構成でしたが、大人でもクスっと笑って楽しむことができて面白かったです。
華やぎ ちんどん隊さん達は皆さん元気な笑顔で、見ている観客も楽しい気持ちになり、会場の雰囲気をとても明るくしてくれていました。
花やぎ ちんどん隊さんに帰り際声を掛けたら、皆さんとても親切で、動画や写真をSNSで紹介してもよいかとお伺いしたら、二つ返事でOKしてくださいました。
そして、「『華やぎ ちんどん隊』ってちゃんと入れてね(*^▽^*)」と、しっかりアピールしてくださって、ユニークなところもとても素敵で、これからも応援したいと思いました。
華やぎ ちんどん隊さんの歌はこちら↓
華やぎ ちんどん隊さんによる「酒呑童子物語」はこちら↓
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