自宅を整理していたら、昔の佐渡のパンフレットがたくさん出てきました。
生まれ育った佐渡を離れてから時間が経ちますが、パンフレットをめくると当時の空気や思い出が一気によみがえります。
今の佐渡がどうなっているのかは分かりませんが、「昔はこんな雰囲気だったなぁ」という記録として、そして私自身の思い出として、少しずつ紹介していこうと思います。
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今回ご紹介するのは、今から約13年前、平成25年(2013年)3月30日にグランドオープンを迎えた『トキふれあいプラザ』のパンフレットです。

オープン初日にこの施設を訪れ、このパンフレットを手にしました。
当日はテレビ取材も入っていて、NHKの新潟ニュースで放送された様子をリアルタイムで視聴しました。
春のやわらかな空気の中で、新しい施設がどんな姿を見せてくれるのか、胸がふわりと高鳴ったのを覚えています。
免責事項
※当ブログで紹介しているパンフレットや資料は、すべて私が個人的に保管していたものです。
※掲載している情報(店舗数・メニュー・価格・サービス内容・イベント情報など)は、発行当時の内容であり、現在の状況とは異なる場合があります。
最新の情報については、各施設・店舗・自治体などのHPやSNS、公式発信をご確認ください。 また、パンフレットに掲載されている連絡先や個人名などの情報は、安全のため一部を伏せて掲載しています。
※こちらは個人的な記録のため、店舗へのお問い合わせや詳細のご質問にはお答えできません。ご了承ください。
家族の節目と、おじさん声のサドッキー
このパンフレットを手にした日は、私にとって特別な日でした。
実はこの時、結婚を考えていた当時の彼(今の夫)を両親に紹介するため、久しぶりに佐渡へ帰省していたのです。

「私の生まれ育った場所を案内しよう」と、最初に訪れたのがオープン当日で賑わうこのトキふれあいプラザ。
近くに住む祖母と親戚の子も来ており、彼と祖母はここで記念すべき初対面を果たしました。
そこで私たちを迎えてくれたのが、佐渡のご当地キャラクター「サドッキー」。
デビュー間もなかったからか、今では考えられないことに、なんとサドッキーが聞き間違いようのない渋いおじさんの声で「サドッキーだよ〜」としゃべっていました。
まだ着ぐるみの運用ルールが固まっていなかったのか…。(笑)
そのシュールすぎる光景に、子どもたちは驚いて若干怖がり、彼はそのゆるさに大笑い。
緊張していた祖母との初対面の空気もおかげで一気に和やかになり、しゃべるサドッキーを囲んで記念撮影をしました。

私の身長は165センチあるのですが、サドッキーはゆるキャラだから小柄ですね(^ω^)
この時は小学生だった親戚の子も今では立派な大人になり、私はしっかりおばさんになりました。
トキまで、2センチ!?

パンフレットを広げると、施設のこだわりが詰まった案内図が出てきます。
トキの森公園は敷地内にトキふれあいプラザだけでなく、トキ保護センターやトキ資料展示館など他にも施設もあり、自然に囲まれていて散歩コースとしてとても良い環境です。
トキ保護センターも別の機会に訪問したので、その時のパンフレットもいずれご紹介します。

「トキまで、2センチ!?」という挑戦的なキャッチコピー通り、観察窓越しに驚くほど近くでトキを見ることができました。
実はこれは単に近いというだけでなく、トキの生態に配慮したすごい技術が隠されています。
トキはとても臆病な性格で、本来は人が近づくとすぐに逃げてしまいます。
そこでこの施設では、人間側からはトキが見えるけれど、トキ側からは人間が見えない「マジックミラー」が採用されているのだとか。
私たちが驚くほど間近でトキを観察できたのは、トキが安心して過ごせるように工夫された技術のおかげだったのです。
オープン初日ということもありお客さんがたくさんいました。夫はここで「初めてトキを見た」と言っていてとても喜んでいました。

このトートバッグは後に父からもらったものなのですが、パンフレットと同じロゴがあしらわれていてお気に入りです。
これを見ると、彼氏紹介の緊張とあのおじさん声のサドッキーがセットで思い出されます。(;^ω^)
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パンフレットを改めて読み返してみると、当時の施設がいかにお客さんに喜んでもらおうと思って作られたかが分かります。
私にとっては今の家族としての物語が始まった場所。
このパンフレットは単なる観光案内ではなく、大切な「家族の記念日」と「衝撃のデビューイベント」の記録でもあります。
まとめと次回予告
祖母と彼を引き合わせ、サドッキーの美声(?)に包まれた『ときふれあいプラザ』でのひととき。
私たちはこの後、次なる目的地、小木へと向かいました。
ということで、次回のパンフレットは……
「File.02:たらい船(小木港で揺られた“たらい船”と、爆走モーターボートの風)」をお届けします。
どうぞお楽しみに。


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