佐渡への船旅の記念 御船印(船の御朱印) 

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神社や寺院に参拝をした際に御朱印を頂くことがありますが、新潟県にある佐渡汽船では御朱印をイメージした「御船印」を販売してしていたので、佐渡へ行った記念に購入してみました。

佐渡汽船で発行している「御船印」とはどのようなものなのか紹介します。

御船印とは

御船印とは神社や仏閣めぐりで集められる御朱印の船バーションで、各船社が船や航路ごとにプリント版、スタンプ版、手書きなどの印を発行し、港や船内などで販売しているものです。

これは「御船印めぐりプロジェクト事務局」が旅客船や観光船業界の利用促進と発着地の経済活性化を目的として企画され、このプロジェクトに参加した全国の船会社が2021年4月1日から順次、オリジナルの御船印を発行しています。

もらった御船印のチラシ

御船印の金額

御船印の価格も各社で多少違いがあり500円や400円の所もありますが概ね300円の所が多いようです。

このプロジェストがまだ始まったばかりで、御船印の発行がこれからという船会社もあり、価格がまだ未定の所もあります。(5月7日現在)

私が今回いただいた佐渡汽船で発行されている御船印は全て300円で購入することができます。

また、公式の御船印帳も販売しており、各船会社の販売窓口で購入することができます。

青い表紙に御船印プロジェクト事務局公式マークと波の模様デザインされたカッコいい御船印帳です(1,980円)

佐渡汽船の御船印のもらえる場所

御船印をもらえる場所は各社ごとに違っており、実際に乗船した船内でしか発行していない場合もあれば、直接船に乗らなくても汽船営業所や観光案内所で購入できる所もあります。

佐渡汽船の場合は、以下の各四か所で発行しています。

今回、私がもらった場所は佐渡汽船 両津港ターミナル内にある佐渡汽船観光 佐渡旅行センターです。

この表示が目印↓

佐渡汽船オリジナルデザインの御船印

佐渡汽船の御船印は全部で5種類あります。

カーフェリー2隻(おけさ丸、ときわ丸)

ジェットフォイル3隻(つばさ、すいせい、ぎんが)

です。

大きさは縦15センチ、横10センチで、御船印長に直接スタンプを押したり書き込むものではなく、紙にスタッフがスタンプを押し、乗船した日付を書き入れてくれるスタイルです。

御朱印を集めている人は直接御朱印帳に書いてもらった方が嬉しいと思う人もいるかもしれませんが、この佐渡汽船の御船印の紙はただの紙ではありません。

米どころである新潟らしく、コシヒカリの稲わらをすき込んだ「コシヒカリ紙」を使用して素敵な船のスタンプが押されているんです。

「コシヒカリ紙」はめずらしいですし、なんだか高級そうに感じますね。

ちなみに、佐渡汽船では御船印だけではなくオリジナルデザインの御船印帳も販売しています。

残念ながら私は手には入りませんでしたが、白と水色のキレイな表紙に佐渡と新潟を結ぶ5隻の船のかわいらしいイラストがあしらわれたシンプルなデザインです。(一冊 2,000円)

気になる方は、ぜひ購入して見てみてください。

実際にいただいた御船印をご紹介

私は新潟港から両津港に着岸する船に乗ったので5種類の内の4種類を購入することができました。

〇カーフェリー

〇ジェットフォイル

今回実際に乗った船は「おけさ丸」と「ときわ丸」でしたが、私は今までに「つばさ」と「すいせい」にも乗船したことがあります。

いずれ、直江津港から小木港まで船に乗る際には最後の一つ、「ぎんが」の御船印も購入したいと思います(*^▽^*)

窓口で担当してくださったスタッフの方が御船印の日付を記入してくだったのですが、字がキレイで接客対応も非常に丁寧でとても気持ちがよかったです。

素敵な御船印をありがとうございました!

御船印をたくさん集めると

この御船印は神社仏閣でいただく御朱印と違い、「御船印マスター制度」というものがあります。

これは多くの地域や企画に参加した船会社を巡った人を称える為に作られた称号制度で、一定の船会社数分の印を集めることにより称号を認定してもらえるそうです。

称号には20社の御船印を集めた人を「一等航海士」、40社で「船長」とするなど船にちなんだものがあり、希望者には有料で認定証を発行してくださるそうです。

この称号はこれからも拡充予定らしく、御船印プロジェクトに参加した船会社を巡って各種の称号取得を目指しつつ船旅を楽しめるようになっています。

御船印が色々な地域に船を使って行くきっかけになるといいですね。

まとめ

日本は昔から周囲を海に囲まれた島国です。

大昔から移動手段であった船は、地域の暮らしを支えて人を運んで交流を結んだり、物を運んで繁栄をもたらしてきました。

新型コロナウイルスの影響で、全国でも船の利用客が激減している中、このような企画があれば船旅を身近に感じてもらい船に乗るきっかけの一つになるかもしれませんし、写真や動画以外にも手元に船旅の楽しい思い出を残すことができます。

コロナ禍で思うように外出できない中、船旅なんてとてもじゃないが…と思われるかもしれませんが、船に乗って訪れる事で助かる人や企業、地域があります。

落ち着いてからでもいいので、ぜひ一度、船に乗って御船印をもらってみてください。素敵な旅の宝物になるはずです。

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