魅力的な風景と小ネタが面白い 佐渡の離島カード

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四方を海に囲まれた島国日本には周囲が100m以上ある離島だけでも約6800島もあり、それよりも小さい島も数えると数万もあると言われています。

そのうち、特定有人国境離島地域の離島より66島を対象とした「離島カード」というものがあります。

これは新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた観光の振興につなげようと内閣府が発行しているカードです。

この度、新潟県の佐渡島へ行き、佐渡の「離島カード」を入手しましたのでご紹介します。

離島カードとは

離島カードは美しい自然の中で育まれた独特の文化や威力を伝えるカードです。

内閣府総合海洋政策推進事務局が特定有人国境離島地域における情報発信強化と誘客を目的として発行しました。

第一案として、現在66島を対象とした「離島カード」を配布中です。

カードの表面には島の美しい風景写真が印刷され、来島日を記載する欄もあります。

裏面には島の情報や名物・小ネタなどが掲載されていて、初めて島を訪れる人にも魅力が伝わる内容になっています。

第一弾となっているので今後、第二弾、第三弾と様々な離島カードが発行されるようになるかもしれません。

詳しくは内閣府のHPをご覧ください

「日本の国境に行こう!!」プロジェクト 離島カードのご案内 (内閣府)

新潟県の離島カード 佐渡島

新潟県には日本海最大の島として有名な佐渡島と、県北部にある岩船郡の村で小さいけれど美しい自然がある粟島があります。

この度、第一弾の離島カードでは新潟県では佐渡島が選ばれました。

佐渡と言えばトキが生息する豊かな自然環境と、江戸幕府の財政を支え、世界遺産登録目前と言われている佐渡金銀山が有名かもしれませんが、実は他にも魅力はたくさんあります。

佐渡は日本の縮図と言われるほど多様性に富んだ島で、GIAHS(世界農業遺産)に認定されるほど評価された農文化や美しい棚田、1000mを越す山や名勝・天然記念物に指定された海岸の景勝地を持ちジオパークにもなっています。

その為、里山で収穫される農作物や豊かな海の幸など美味しい食材も豊富で、ホテルや旅館などの食事は観光客に大変好評です。

島のあちこちに観光スポットがあり、一日で全ての観光地を見て回ることは不可能なほど、魅力や見どころ満載の島なのです。

佐渡の離島カードの配布場所

佐渡の離島カードは下記の4か所で受け取ることができます。

〇佐渡市両津 佐渡汽船ターミナル内 観光案内所

〇佐渡市相川 きらりうむ佐渡内 観光案内所

〇佐渡市⼩⽊ 南佐渡観光案内所

〇佐渡市千種 佐渡市役所

入手する為には、島に訪れる必要があり、来島者に一人1枚配布しています。

実際にもらった離島カード

佐渡の離島カードの写真はトビシマカンゾウの群生地として知られる美しい大野亀の風景があしらわれていました。

裏面には島のデータや観光スポットの紹介、島の小ネタとして名物の「たらい船」に関する面白い情報などが掲載されていました。

まとめ

離島カードは、全国の離島地域への来訪・周遊を促進する為のコレクションカードなので、観光客らに離島を訪れるきっかけの一つになるようにという想いが込められています。

現在は新型コロナウイルスの感染拡大により、なかなか旅行で遠方に行くこともままなりませんが、落ち着いたら離島カードを発行している身近な島に遊びに行ってみるのはいかがでしょうか?

離島カードには美しい風景や島の情報が満載で、来島日も記入できます。

きっと旅の楽しい思い出の一つになるはずです。

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